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写真整理

Google Takeoutの写真が全部あるか確認する手順

Takeoutのダウンロード後に、ZIPの取りこぼし、写真とJSONの数え違い、動画の不具合、移行先の未取り込みを順に確認。元の写真を消す前に残したい記録も紹介します。

この記事の内容

Google Takeoutで必要な写真を受け取れたかは、ファイル数以外も確認します。ZIPの受け取り、写真・動画の中身、移行先での表示を分けて確かめましょう。

この記事はZIPをパソコンへダウンロードした後の手順です。iCloudへ直接転送した人は、後半の専用の節へ進んでください。

確認した範囲: 公式資料と合成JPEG・ZIPのローカル検証です。実アカウントの書き出し・転送は未実施。この手順は見落としを減らすもので、全件照合できない場合に欠損ゼロを保証するものではありません。

まず元の写真と、受け取ったZIPを残す

確認中はGoogleフォトの写真と、受け取ったZIPを残します。Googleの説明でも、エクスポート自体は元データを削除しません。Googleデータのダウンロードについて

保存先は、次のように分けると確認しやすくなります。

  • 「受け取ったZIP」:ダウンロードしたまま保管する
  • 「展開したデータ」:ZIPごとに分けて取り出す
  • 「移行用のコピー」:日時修正や取り込みに使う必要があれば作る
  • 「確認メモ」:失敗したZIP、見つからない写真、取り込み結果を残す

同じディスクにすべて置くなら、「ZIPの合計サイズ+展開後のサイズ+作業用コピーのサイズ」に、作業の余裕を加えた空き容量が必要です。まず小さな範囲で展開後のサイズを確かめます。

過去の特定の画質・時期の写真などは、Googleの使用容量に算入されません。表示容量を、そのまま必要なディスク容量として見積もらないでください。Googleフォトの保存容量に数えられない項目

1 同じ書き出しのZIPを、全部ダウンロードしたか確認する

Takeoutのダウンロード画面のファイル一覧と、パソコンにあるZIPを照合します。選んだ上限サイズを超えると複数に分かれるため、すべてのパートを確認します。 Googleのアーカイブサイズの説明

次の四つを記録します。

項目 記録する内容
書き出しを頼んだ日 別の日の書き出しと混ぜないための日付
選んだ対象 Googleフォト全体か、一部のアルバムか
配布されているファイル 画面にある名前と個数
受け取れたファイル 保存した名前、ダウンロード完了、展開結果

ブラウザの「失敗」「中断」も確認します。再取得した同名ZIPは、別のパートと数えないようにしてください。

不足分の期限が切れていれば、新しい書き出しを用意して前回分と分けます。

2 ZIPごとに別フォルダへ展開し、エラーを記録する

同名ファイルの衝突を避けるため、ZIPごとのフォルダへ展開し、元の階層を保ちます。

展開時に次の表示が出たら、そのパートは「確認済み」にしません。

  • 読み込みエラーや破損の警告
  • 空き容量不足
  • 一部のファイルを展開できないという通知
  • 同じ名前のファイルを置き換えるか、という確認

置き換えを求められたら、空の別フォルダへ展開し直します。確認が終わるまでは、一階層への統合や一括改名を避けます。

ZIPの「テスト」「整合性チェック」機能があるツールなら、展開前にも確認できます。ただし、CRCなどによるZIP内のエラーチェックが通っても、Googleフォト側の必要な写真が書き出し対象に全部含まれたことまでは分かりません。Python公式のZIP整合性チェックの説明

合成ZIPでの結果: 正常なZIPは整合性チェックを通過し、中のJPEGを1バイト変更した破損例では、そのファイルの異常を検出できました。

3 「全部のファイル数」と「写真・動画の数」を分ける

展開先には、写真・動画以外にJSONや案内用ファイルなどが含まれることがあります。JSONは画像の代わりではなく、付属する情報を保存するファイルです。

まずは、次のように分類して数を控えます。拡張子が分からないファイルは、捨てずに「不明」とします。

  • 画像:JPEG、HEIC、PNGなど
  • 動画:MP4、MOVなど
  • 付属情報:JSONなど
  • その他、形式を判断できないファイル

形式別の内訳も残すと、「MOVだけ少ない」といった偏りを探せます。中身が開けるかは後の手順で確認します。

合成データで作った例では、JPEGが3ファイル、JSONが1ファイル、案内用HTMLが1ファイルで、合計は5ファイルでした。さらにJPEGのうち2ファイルは同じ内容のコピーなので、異なる画像は2種類です。

数え方 合成例の結果
すべてのファイル 5
JPEGファイルだけ 3
同じバイト内容をまとめたJPEG 2種類

Googleフォトの枚数と比べる前に、どの数を見ているかをそろえます。

4 同名と重複を混同せず、不明なものを残す

違うフォルダに同じファイル名があっても、別の写真かもしれません。反対に、名前が違っていても、同じ内容のコピーかもしれません。見た目が似ている写真にも、編集前後や解像度の違いがあります。

元ファイルと変更していないコピーを調べるときは、SHA-256などのハッシュ値が役立ちます。ハッシュはファイルの内容から計算する値で、コピー前後の照合に使えます。ただし、日時情報を埋め込んだり、画像を変換したりすると値が変わります。ハッシュが違うだけで、写真が欠けたとは判断できません。Python公式のハッシュ計算の説明

合成JPEGで確認した例: 元がAとBの2枚、コピー先がAとAのコピーの2枚なら、同じ件数でもBがありません。件数差を確認した後は、中身の照合へ進みます。

重複に見える画像や、対応が分からないJSONも元の場所を記録して残します。写真とJSONの数を一律に一致させる必要はありません。

5 写真を開き、動画を再生して、元の一覧と照合する

まず年代や種類を分けて確認します。最近のJPEGだけに偏らないよう、次のサンプルを選びます。

選ぶもの 確かめる内容
最も古い時期と、最近の写真 想定した期間が含まれているか
年ごとの旅行や行事 写真のまとまりが見つかるか
Googleフォトで日時を直した写真 移行後にどの日時で見えるか
スクリーンショット、受け取った画像 一般のカメラ写真と同じ扱いでよいか
HEIC、RAWなどの異なる形式 保存されているか、利用予定のアプリで開けるか
短い動画と長い動画 冒頭・途中・末尾が再生できるか、必要な音声があるか
Live Photos、モーションフォト 静止画だけでなく、残したい動きも利用できるか

絶対に失いたくない写真や動画は、サンプル任せにせず、一件ずつ照合します。

ファイルがあるのに開けなければ、アプリの形式非対応も考えられます。変換や上書きの前に、対応形式を確認します。

日付だけがおかしい場合は、Googleフォトから移した写真の日付が変わったときの確認順へ進んでください。ファイル更新日時と撮影日時を分けて確認できます。

元のGoogleフォトで確認できるのに書き出し先に見つからない写真は、「どの日時・アルバムにある何の写真か」をメモします。書き出しを依頼してから作成されるまでの追加や変更は、反映されない場合があります。申請後に追加した写真は、今回の対象に含まれていたかを別に確認してください。Google公式の変更反映についての説明

6 移行先の「取り込み完了」を確認する

パソコンに写真がそろったら、移行先へまず少数を取り込みます。正常に見られることを確認した後で全体を進め、取り込み履歴やエラーがある場合は記録します。

最後に、移行先で次を確かめます。

  • 取り込み待ち、エラー、空き容量不足が残っていない
  • 写真の内容と、表示したい日付が合っている
  • 必要な動画が再生できる
  • 重要なアルバムや説明など、残したい情報を確認できる
  • 不明な件数差や、見つからない写真を一覧にしている

処理の終了と、必要なデータの確認完了を別々に記録します。

iCloudへ直接転送した場合は、iCloud Driveも確認する

GoogleフォトからiCloud写真へ直接コピーした場合は、パソコンにZIPを展開する手順を通りません。Appleの完了通知を待ち、写真アプリの転送日付き「Googleから読み込み」アルバムを確認します。見つからない項目があれば、iCloud Drive内の転送日付き「Googleから読み込み」フォルダも確認してください。Appleは、RAWなどiCloud写真へ転送できない写真・動画を、iCloud Driveへ転送すると説明しています。Appleの直接転送ガイド

すべての情報を同じ形で移せるわけではありません。Googleは、直接転送ではロックされたフォルダの内容や、Live Photos・モーションフォトの動画部分などが対象外になると案内しています。対象外の項目は別に確保する方法を検討し、この転送が終わったことだけで元データを片付けないでください。Googleの直接転送で引き継がれないデータ

なお、ZIP経由で自分で取り込む場合と、直接転送サービスでは条件が異なります。この二つの注意事項を混ぜて判断しないことが大切です。

作業を終えるときに残すチェックリスト

  • 書き出しの対象と、配布されたZIPの一覧を控えた
  • 全ZIPを受け取り、展開エラーを確認した
  • 写真、動画、JSON、その他を分けて数えた
  • 件数の一致だけで完了扱いにしていない
  • 種類と年代を分けて開き、重要なものは個別に照合した
  • 移行先のエラー、容量、日時、動画再生を確認した
  • 確認できなかったものを具体的に残した
  • 元サービスと、元のZIPを保持している

ZIPのエラーチェックやサンプル確認だけでは、全件の正常性は保証できません。元データを保持し、不明な差を一つずつ解消します。このリストを埋めたことを、一括削除の根拠にしないでください。

出典

出典と確認条件

  1. Googleデータをダウンロードする方法 ↗確認日:2026-10-12

    埋め込み日時、追加JSON、分割、変更反映。実アカウント操作は未検証

  2. 写真やビデオのコピーをiCloud写真に転送する ↗確認日:2026-10-12

    Appleへの直接転送後の保存先。ZIP経由には一般化しない

  3. Google以外のサービスに写真や動画をコピーする ↗確認日:2026-10-12

    直接転送の対象外データ

  4. ストレージを管理する パソコン ↗確認日:2026-10-12

    保存容量に算入されない項目

  5. Python zipfile ↗確認日:2026-10-12

    ZIP内のCRC等の確認。元サービス全件の完全性は判定できない

  6. Python hashlib ↗確認日:2026-10-12

    SHA-256の計算。意味的に同じ画像であるかは判定しない

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